【パルシステム】『タベソダ』のデメリットとは？『カタログ』と徹底比較！

パルシステムの定期便には宅配サービスが2種あります。

従来のカタログから商品を選んで注文するサービスが『カタログ』。

一方スマホアプリのみで商品を選択、注文までできるサービスが『タベソダ』です。

『カタログ』は『おためし宅配』ができるのですが『タベソダ』はできません。

• 『タベソダ』でどう変わる？
• 『タベソダ』にして失敗はないか？
• 申し込みや切り替えは簡単？

といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか？

パルシステムの組合員になり1年半が過ぎた筆者が『タベソダ』にまつわる不安を解決します。

この記事を読むと『タベソダ』のサービスについて理解が深まり、最適な宅配サービスを選択できます。

『タベソダ』はこちらから無料ダウンロード↓

タベソダのデメリットを早く知りたい方は
3|【パルシステム】『タベソダ』のデメリット6点
へどうぞ

パルシステムとは

対応地域	1都11県
商品数	約2,000
配達頻度	週1回（決まった同じ曜日）
出資金	1,000円

パルシステムは生活協同組合（生協）の食材宅配の一つです。

１都11県（東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、福島、山梨、長野、静岡、新潟）で利用できます。

特徴としては『食の安全』を優先していること。
産直と環境にこだわり、作り手もはっきりとわかる商品を届けてくれます。

【パルシステム】宅配サービス『カタログ』・『タベソダ』の違い

パルシステムの定期便を利用する場合、宅配サービスとして『カタログ』か『タベソダ』のうち1つを選択します。

『カタログ』と『タベソダ』の併用はできません

	カタログ	タベソダ
対応地域	1都11県	1都11県 (新潟県は一部のみ）
カタログ配布	あり	なし
注文方法	5つ	1つ
手数料発生	毎回	配達時のみ
紙の請求書	あり	なし
加入方法	webまたは電話	タベソダ上

それぞれ詳しく解説します。

対応地域の違い

カタログ	タベソダ
１都11県	１都11県 （新潟県は一部地域のみ対応）

『カタログ』も『タベソダ』も１都11県（東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、福島、山梨、長野、静岡、新潟）で利用できます。

ただし新潟県は一部地域のみ『タベソダ』を利用可能です。

カタログ配布の有無

カタログ	タベソダ
もらえる	もらえない

『タベソダ』はカタログの配布がありません。

一方『カタログ』では毎回カタログがもらえます。

メインカタログは『コトコト』か『kinari』のうち一つを選びます。

カタログには生産者や企画担当者の詳しい解説が載っています。新たな商品を試してみるきっかけになるかもしれません。

メインカタログ以外にもたくさんのカタログが用意されています。

なお、カタログが不要な場合はすべて停止することもできます。

詳しくはこちら↓

注文方法の違い

カタログ	タベソダ
5つより選択	1つのみ

『タベソダ』の場合、注文はスマホアプリ『タベソダ』から行います。他の注文方法は選べません。

『カタログ』の注文方法は以下の5つから選べます。

• 注文用紙
• webサイト
• スマホアプリ『パルシステムアプリ』
• スマホアプリ『webカタログ』
• 電話

インターネット登録をすれば❷❸❹どれも利用でき、併用も可能なので便利です。注文の締め切りまでなら何度も送信でき、最後に送信された内容で注文確定されます。

おすすめは❸スマホアプリ『パルシステムアプリ』です。以下の記事を参考にどうぞ↓

手数料発生タイミング

カタログ	タベソダ
毎回	配達時のみ

スマホアプリ『タベソダ』：配達時のみ

『タベソダ』の手数料（配達料）は注文して商品の配達がある時のみかかります。

配達のない時には手数料（配達料）はかかりません。

そのため『タベソダ』での手数料のことを『配達料』といいます。

金額は地域によって異なります。また1回の利用金額によっても異なります。

配達料：0円〜248円

最大料金は『カタログ』時と比べると同じか低くなります。

『カタログ』：毎回

『カタログ』の場合は、注文せず商品の配達がなくても手数料がかかります。

商品の配達がなくてもカタログだけ配布されるからです。次回の注文用紙や前回の通い箱があれば回収もしてもらえます。

金額は地域によって異なります。また1回の利用金額によっても異なります。

手数料：0円〜270円

紙の請求書の有無

カタログ	タベソダ
あり	なし

『タベソダ』では紙のお届け情報や請求書はもらえません。アプリ上で閲覧は可能です。

『カタログ』では毎回カタログと一緒に以下のようなお届け情報・請求書が届きます。

加入方法の違い

カタログ	タベソダ
webまたは電話	アプリ上

スマホアプリ『タベソダ』：アプリ上

宅配サービス『タベソダ』を選択して加入する場合は、アプリ上で申し込みます。

こちらからダウンロードできます↓

『カタログ』：webまたは電話

宅配サービス『カタログ』を選択して加入する場合はwebまたは電話で申し込みができます。

【パルシステム】『タベソダ』のデメリット6点

『タベソダ』のデメリットは以下の6点です。

個人宅配のみ

『タベソダ』は個人宅配のみです。

『カタログサービス』には以下のような割引制度があります。

• ふれんどパル割引：二人分の商品を一カ所にお届け
• グループパル割引：三人以上分の商品を一カ所にお届け

手数料は以下のようにお得に。

• ふれんどパル割引→個人宅配の半額
• グループパル割引→利用金額にかかわらず0円

『タベソダ』にはこちらの割引制度がありません。個人宅配のみとなります。

手数料割引制度がほとんどない

『タベソダ』は手数料割引制度が充実していません。

『カタログ』サービスには地域によりさまざまな割引制度があります。

埼玉県を例にします。

『カタログ』サービスの場合、以下のような割引制度があります。

• 『ベイビー特典』：母子手帳交付から1歳未満の子供がいる
• 『キッズ特典』：小学校入学前の子供がいる
• 『シルバー特典』：満65歳以上の方がいる
• 『ハンズ特典』：身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、指定難病医療受給者証のいずれかを持つ方がいる

しかし、『タベソダ』の場合は一部地域限定で
『キッズ特典』（母子手帳交付から小学校入学前の子供がいる）のみです。
⇨詳細はキッズ特典か割引制度があるへ

注文方法がスマホアプリ『タベソダ』のみ

『カタログ』サービスでは5種の注文方法があり、併用も可能でした。

『タベソダ』では注文方法が『タベソダ』のアプリ上のみに限られます。

『カタログ』の注文アプリ『パルシステムアプリ』『webカタログ』も使えませんし、パソコンでの注文もできません。

注文できない商品がある

『タベソダ』では注文できない商品があります。

• 『Caica』掲載のチケット
• 『つ・む・ぐ』掲載商品
• 『Kinari』のみ掲載商品

詳細を解説します。

❶『Caica』掲載のチケット

『Caica』とは『カタログ』サービスでもらえるカタログの一つです。演劇やミュージカルなどの舞台やテーマパークなどのチケットを掲載。お得に購入できます。

❷『つ・む・ぐ』掲載商品

『つ・む・ぐ』は年4回発行される季刊誌です。品質が良くて長く使える雑貨が主に載っています。注文期間は4週間あります。

『カタログ』サービスの方が希望すればもらえる季刊誌ですが、『タベソダ』では注文できません。

❸『Kinari』のみ掲載商品

『カタログ』サービスでメインカタログ『kinari』を選んでいる方は、一部の商品が『タベソダ』では注文できません。

メインカタログ『コトコト』掲載商品なら全て注文できます。

通い箱の回収は次回配達時となる

商品を直接受け取れず置き配の方は、通い箱を次回まで預かることになります。

通い箱：商品の入った発泡スチロールの箱や折りたたみコンテナ

『タベソダ』にすると配達のある時しか配達員さんが来てくれません。注文頻度の低い方は自宅に通い箱のスペースを確保する必要があります。

『パルのはこ』が利用できない

『パルのはこ』とはパルシステムの商品を全国に届けてくれるサービスです。商品はヤマト運輸の宅急便で届きます。

『パルのはこ』で注文できる商品はカタログに掲載の商品に限られるため、『タベソダ』の方は利用できません。

【パルシステム】『タベソダ』のメリット4点

『タベソダ』のメリットは以下の4点です。

カタログがない

カタログの配布がない分かさばりません。回収してもらうまで保管するスペースも必要ありません。

見終わったカタログは回収してくれます

注文のない時は配達料がかからない

『カタログ』の場合は注文回のカタログを受け取った時点で手数料がかかります。『タベソダ』は注文しない時は配達もないので配達料はかかりません。

配達料が安い場合もある

手数料や配達料はお住まいの地域や1回の利用金額によって違います。

神奈川県でキッズ特典が使える場合、手数料（配達料）は以下の通り。

	カタログ（キッズ特典）	タベソダ
5,000円以上	0円	0円
2,000円以上	220円	165円
2,000円未満	220円	215円

1回の利用金額が5,000円未満の場合は『タベソダ』の方がお得だとわかります。

キッズ特典か割引制度がある

配達時のみかかる配達料にもお得な制度が。

地域によってキッズ特典か割引制度のどちらかがあります。

いずれも1回5,000円以上の利用金額で配達料無料となります。

キッズ特典がある地域	割引制度がある地域
東京 埼玉 栃木（佐野市・足利市） 群馬 福島 山梨 長野 新潟	神奈川 千葉 茨城 栃木（佐野・足利市以外） 静岡

【パルシステム】『タベソダ』がおすすめな人の特徴5つ

以下の方は『タベソダ』をおすすめします。

個人宅配希望の方

もともと個人宅配を希望されている方は『タベソダ』をおすすめします。

• ご近所付き合いがなく、パルシステム利用者がいるか不明
• 配達時間に受け取れないから個人宅前に届けて欲しい

こんな方は個人宅配になるので、『カタログ』の割引制度『ふれんどパル』・『グループパル』は不要です。

子育て中の方（コトコト選択）

子育て中の方は『カタログ』の場合メインカタログとして『コトコト』を選びます。

『コトコト』掲載商品は『タベソダ』でも注文できるので、子育て中の方は支障ありません。

配達料がカタログの手数料より安い方

『カタログ』の手数料と『タベソダ』の配達料は別々に設定されています。地域や利用金額、使える割引制度によって変わるのでよく見比べましょう。

• 『カタログ』の手数料→パルシステム公式サイト
• 『タベソダ』の配達料→パルシステム公式サイト

『タベソダ』の配達料の方が安くなるなら『タベソダ』をおすすめします。

毎週注文しない方

毎週注文しない方は『カタログ』ですと手数料だけかかってしまうため『タベソダ』をおすすめします。

『カタログ』ですと注文しなくても手数料がかかってしまいます。

『タベソダ』は注文しない時は配達料がかかりません。

• 毎週は注文するものがない
• 好きな時にまとめ買いしたい

という方におすすめです。

配達時間に直接商品を受け取れる方

『タベソダ』の場合、商品の配達がないときは通い箱の回収もありません。

しかし、直接商品を受け取れる方は通い箱なしですみます。

【パルシステム】『タベソダ』の申し込み手順

『タベソダ』の申し込み手順は以下2つの場合によって異なります。

それぞれ解説します。

『カタログ』からの切り替え

現在『カタログ』を利用中で『タベソダ』に切り替える場合、留意点を確認後、実際の切替手順に進みましょう。

切替前の留意点4つ

切替前に以下の4点を確認します。

• 切り替わるのは1,2企画後になる
• インターネット登録済みならログインID、パスワードは同じものでOK
• ポイントや出資金はそのまま引き継がれる
• お気に入りやパルくる便などの登録情報も引き継がれる

実際の切替手順

切り替えは以下の3ステップ。

• アプリをダウンロード
• ログインして切り替え
• 切替企画回を確認しパルシステムへ連絡

加入がまだの場合

パルシステムに加入していない場合は、下記の留意点に考慮し、アプリから加入手続きをします。

加入前の留意点5点

加入前に以下5点を確認します。

• 宅配対応地域か確認
• スマホとインターネット環境が必要
• 出資金（1,000円）のお支払いが必要
• 申し込み完了から注文開始までは5日くらいかかる場合もある
• 配達の曜日は事前にお知らせが来る

実際の加入手順

以下の5ステップで加入できます。

• アプリをダウンロード
• 『タベソダ使い方ガイド』のバナーをタップ
• 画面を下にスクロールし、一番下の『タベソダをはじめる』をタップ
• 『加入登録フォームへ』をタップ
• 郵便番号から入力して申し込み

まとめ：【パルシステム】『タベソダ』のデメリットは6点！カタログからの切り替えがおすすめ

『タベソダ』はパルシステムの宅配サービスの一つです。デメリットが6点ありますが、以下の方には最適な宅配サービスでしょう。

• スマホが使え、インターネット環境がある
• 子育て中
• 毎週頼まない

『カタログ』で注文するものが決まってきたら切り替えをおすすめします。

初めての方も『タベソダ』から加入も可能ですが、紙のカタログが選びやすいという方もいらっしゃいます。まずは『カタログ』サービスからの加入をおすすめします。

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